取り付け・精度 | 5 |
---|---|
品質・質感 | 5 |
コストパフォーマンス | 5 |
フィーリング | 5 |
ブレーキの性能を高めるためにマスターシリンダーをラジアルポンプへ交換することは、とても効果的で、自分の中では必須アイテム。ブレーキに求められる性能は効きだけではなくコントロール性も重要な要素です。
ノーマルは自分の意図どおりに効かないブレーキでした。でも握りこめば、相応の制動力はあるのでキャリパー交換より、まずはマスターシリンダーをラジアルポンプにということで交換しました。ついでにブレーキホースもBuildalineに交換。自分は、これまではラジアルポンプはブレンボを選択してきましたが今回は、近頃うわさがあり、ホイールもゲイルだったので、統一感をだすためにゲイルスピードのVRC16-17BM Φ16をチョイス。
約1年使用してのインプレッションですが、
a) 制動性:いいかんじに向上しました。高速からの車体がよれるほどのハードブレーキでもギュンと良く効きます。
b) コントロール性:絶対的な制動力とコントロール性は物理的に相反するはずですが、不思議にも、このラジアルポンプは、幅ひろいコントロール性が得られます。例えばコーナー奥での車両の向きをFブレーキでおぎなうような軽い操作や、急制動でFタイヤのグリップの限界を探るような深い部分でのコントロール性の良さ。また大きく切れこんだレバーの形状は人差し指と中指のなかでもっとも神経が通りやすい位置にあります。
c) 質感:日本のものづくりだけあって総削り出しとアルマイトの仕上げはブレンボより上ではないかと。でもリザーバータンクはゲイルスピード用だとあまりかっこ良ろしくないので、ブレンボのかっこいいスモークグレーS50にしました。このリザーバータンクにACTIVEのグリーンのブレーキフルードBF-4入れると濃い緑のエメラルドにように透けて見えてバイクの色と良く合いおしゃれです。
d) 耐久性:外観的、および機能的な劣化はありません。ディスクローターやパットをマスターシリンダーの影響でアタックすることはありません。ゲイル用のブレーキスイッチKITも故障なし。
ブレーキシステム全体としてはディスクローターの変更も+αで貢献していますが、そのインプレはまたの機会に。
自分の意のままが伝わるブレーキシステムになりました。今まで乗り継いできたバイクのなかで一番いいフィーリングです。純正キャリパーは充分剛性が高いようです。キャリパーを換えると、このバランスが崩れそうなので止めておきます。
私的にはブレーキの性能として今の車両とベストマッチングしているのではないかと思います。今後をみすまえた信頼性と品質の高さが期待できます。
蛇足ですが、DAEGは半クラッチの領域が狭いので、改善しようと、クラッチ側マスターシリンダーも同じゲイルのラジポンにチャレンジましたが、最大限アジャストしても完全に握りこんだ状態から、わずかちょっとの近さでクラッチ繋がるようになっていまい、DAEGには適合せず、すぐノーマルに戻しました。この問題は某社のクラッチレバーに変更することで、解決。
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コメント(全1件 )
上記 No・・オススメしません。はクリックミスです。おすすめできます。